【7月の養生】湿気と暑さに負けない!漢方・薬膳の知恵

梅雨が明けると一気に暑くなり、体も心もバテやすい時期がやってきますね。

実はこの時期、東洋医学では「湿熱(しつねつ)」と呼ばれる状態が体にこもりやすくなるとされています。

今回は、7月を元気に過ごすためのヒントを【漢方】【薬膳】【養生】の視点からご紹介します!


◆湿熱が引き起こす不調とは?

7月は気温も湿度も高く、体内に「余分な水分=湿」と「こもった熱=熱」がたまりがち。

その結果…

  • 食欲がない
  • 胃がもたれる
  • むくみやすい
  • 体がだるい
  • 頭が重い・集中できない

といった“なんとなく不調”が続くことも。

これは、東洋医学でいう「脾(ひ)」という消化吸収をつかさどる臓器の機能が落ちているサインでもあります。


◆今こそ食養生!7月のおすすめ薬膳食材

湿気と暑さをうまく追い出すには、食べ物の力を借りましょう!

おすすめの食材はこちら👇

・はとむぎ:体内の余分な水分を排出、むくみ予防にも◎

・とうもろこし:胃腸を助けながら利尿作用あり

・ゴーヤ、きゅうり:こもった熱を冷ます

・しそ、ミョウガ:気の巡りをよくして食欲アップ

・梅干し、黒酢:クエン酸で夏バテ予防に!


◆7月のセルフケア(養生)のポイント

・朝の軽い散歩で「陽の気」を取り入れる(10〜15分でもOK)

・冷たい飲み物・食べ物は“ほどほど”に(胃腸が冷えると不調のもと)

・シャワーだけでなく、週に数回は湯船に浸かる

・汗をかいたあとはこまめに着替えて“湿”をため込まないようにする


◆“なんとなく不調”には鍼灸でリセットを

湿気や暑さで自律神経が乱れやすいこの時期。

「だるさが抜けない」「やる気が出ない」「寝つきが悪い」などの不調には、鍼灸で気と水の巡りを整えるのがオススメです。

お体の状態に合わせた施術で、夏を快適に乗り切りましょう♪

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